こんにちは!
PAINT-KUNUGIのスタッフです。
前回は、「【外壁をコケから守る】コケが増殖しない予防策 5選」について紹介しました!
家の外壁にコケがついてしまうと、住宅外観の見映えが劣ってしまうだけではなく、外壁の機能や人体に影響してしまう可能性があるため、上記のブログで紹介しました。
今回は、屋根の塗装ってした方がいいのか悩んだことがある方向けにブログを執筆しております。
屋根は自宅を上から見るタイミングがないと、中々見る機会がなかったりしますよね。また、同じ高さの住宅が並んでいる場合も、近隣の方から見られるわけではないので、つい放置してしまいがちになったり…。
屋根は太陽からの陽射しを直接受け、常時、外気と触れています。近年、温暖化の影響で夏の気温も上がり、屋根材にもよりますが炎天下での表面温度は80℃を超えてしまうような状況にさられています。冬場には低温となり、冬の夜は0℃以下のマイナスです。
また、急な突風やスコールのような激しい雷雨にも見舞われる天気も増えてきました。住宅の中でも最も高い位置にある屋根は、風の影響を最も強く受けます。
このような、環境に晒されている屋根は、住宅を守る重要な役割を担っています。
そのため、屋根の塗装の必要性や屋根塗装するときのポイントを紹介していくので、屋根塗装で悩まれている方は、参考にしてみてください!
そもそも屋根の役割や必要性はご存知でしょうか?
当たり前と思われるかもしれませんが、屋根は雨風や日差しから建物を守るため、覆うように設置された建造物です。
もし屋根が無ければ家では雨風を凌ぐことができず、家の中が濡れてしまい、生活することが難しくなるでしょう。
また、屋根が十分な役割を果たしていないと、木造建築では木が水分を含み腐り、鉄筋建築では鉄がサビて倒壊する恐れがあります。
水の被害は家にとって致命的なダメージを負わせてしまうため、屋根は防水性・防水機能を持つことが必須となります。
しかし、屋根の役割は雨風や日差しから家を守るだけではありません。
まず、屋根を建築する際に基本的に求められるものとして先にお話ししたように防水性、そして耐震性・防火性・断熱性・遮音性があります。
今から、詳しく屋根の役割と必要性について説明していきます。
屋根材の重さで耐震性が変わります。重い屋根材には陶器瓦やセメント瓦、軽い屋根材としてはスレート瓦、金属屋根材が分類され、壁量を計算する「必要係数」が決まっています。つまり、屋根材の重さが、耐震設計やリフォームにも深くかかわっているといえるでしょう。
今年に入り、地震が増え、住宅を守る条件として、改めて耐震性が求められます。屋根材を軽くすることにより、家の重心を低くする事で、家の揺れを抑える効果を生むことができるため、地震大国の日本では屋根は重要な役割の1つと言えるでしょう。
多くの日本家屋は木造です。近隣で火災が発生すると火は上に上がり、火の粉で燃え移ってしまいます。
もらい火による火災の被害を最小限に抑える為、不燃材や不燃下地を使用して防火性を向上させています。
屋根材の種類によって、耐火性が異なるため、専門の業者に屋根の耐火性についてご相談ください。
屋根は直接日差しを受け、常に外気に触れている状態です。断熱性を持つ事で夏場の室温上昇を必要最低限に抑え、冬は暖かく快適な室温を保つ事が出来ます。断熱性によって天井裏などのが結露することを防ぐことが出来ます。
また、屋根から逃げる熱は30%にも達すると言われており、屋根断熱は、家全体の断熱性を高めるためには行っておいた方が良いでしょう。
屋根には遮音効果があります。
雨や風など外部からの抑える効果があり、また大きな音や話し声を気にせず生活できるのも屋根の遮音効果のお陰といっても過言ではありません。また、屋根材によっても遮音効果が異なります。
住宅の屋根の役割について説明しました。最近では、耐震性や断熱性の強い屋根の塗装が人気です。
その屋根の役割を最大限発揮でるように、皆さんメンテナンスは行なっていますか?
今からは、屋根塗装の必要性についてを解説していきます。
塗料によって、「遮熱・断熱・防カビ・防汚・弾性・セルフクリーニング」などの機能を持たせることができます。
例えば、遮熱機能がある塗料は太陽からの熱を反射して屋根表面の温度を最大で20°Cも下げることができ、屋根の熱による劣化を抑えることができます。また、セルフクリーニング機能がある塗料は屋根に付着した汚れを雨によって流すことができます。
このように、塗装によって機能性を付加することで、現状の環境をより快適にすることができます。
屋根を塗装することによって、屋根に「色」「ツヤ」を表現することができ、住宅を美しく見せることができます。経年劣化によって色褪せてしまった屋根を再度塗装することによって、元の色に塗り直したり、違う色にかけることができます。
屋根は太陽からの陽射しを直接受け、常時、外気にさらされているため、雨や紫外線、サビから屋根を守る必要があります。経年劣化により、それそれの保護機能が低下し、屋根としての機能を十分に果たせなくなったり、天井にシミができたり、最悪の場合、雨漏りしてしまう場合もあります。
屋根塗装で塗膜を形成することで、下記の外的要因の影響を最小限に留めることができます。
屋根は、先ほども説明した通りに、建物全体を守るために非常に重要な役割を果たしており、雨風や紫外線などの過酷な環境に常にさらされています。そのため、屋根材の劣化は避けられない問題です。
劣化が進行すると雨漏りなどの重大なトラブルにつながる可能性があるため、早めの点検とメンテナンスが欠かせません。ここでは、屋根塗装が必要となる主な劣化の症状と、その判断の目安について解説します!
症状:
屋根材の色が全体的に薄くなったり、部分的に変色している場合は、塗装が劣化しているサインです。
特に日光がよく当たる南側の屋根で色褪せが見られることが多いです。
目安:
色褪せや変色は、美観の問題だけでなく、屋根材を保護する塗膜が劣化し、紫外線や雨風に対する防御力が低下していることを意味します。この状態が続くと屋根材そのものの劣化が進むため、色褪せや変色が確認できたら早めに塗り直しを検討することが望ましいです。
この時期に塗装の施工を実施することで、屋根の劣化を抑えることができます!
症状:
屋根の表面を手で触ったときに、白い粉が手につく現象を「チョーキング」といいます。これは塗膜の劣化によるもので、塗料の樹脂成分が紫外線や雨水の影響で分解され、白い粉状のものが表面に現れる状態です。
目安:
チョーキング現象が発生している場合、屋根材を保護する機能が失われている可能性が高いです。この段階での塗装は早期の対応が求められ、塗膜が劣化しすぎる前に塗装を行うことで、屋根材自体のダメージを防ぐことができます。
症状:
屋根材にひび割れや剥がれが見られる場合は、塗膜の劣化が進み、屋根材が直接的に外部環境にさらされていることを示しています。特にスレート屋根やセメント瓦などでは、表面の塗膜が劣化すると、屋根材そのもののひび割れや剥がれが進行しやすくなります。
目安:
ひび割れや剥がれが確認できた場合は、屋根材の保護機能が著しく低下しているため、すぐに補修や再塗装が必要です。この段階での放置は、雨漏りや屋根材の交換が必要になる場合もあるため、早急な対策が求められます。
症状:
屋根表面にコケや藻が繁殖している場合、塗膜の防水機能が低下している可能性があります。特に湿気の多い場所や日陰になる部分にコケや藻が発生しやすく、これが原因で屋根材が劣化することがあります。
目安:
コケや藻が発生している場合、洗浄だけで除去できることもありますが、塗膜の防水機能が失われている可能性が高いため、洗浄後の再塗装を検討するのが賢明です。コケや藻が原因で屋根材が腐食したり、劣化が進行すると修繕費用が大幅にかかることがあります。
症状:
屋根裏や室内に雨漏りの跡や水染みがある場合、屋根材や防水シートが劣化し、雨水が浸入している可能性があります。このような症状は、屋根全体の劣化が進行しているサインです。
目安:
雨漏りが発生している場合は、屋根材の損傷がかなり進行している状態と考えられます。この段階では、塗装だけでなく屋根材の補修や交換が必要になることが多いです。早急に専門業者に点検を依頼し、適切な対策を講じることが重要です。
屋根の役割や屋根塗装の必要性について説明しました。
また、屋根塗装が必要な劣化の症状についても紹介しております。
屋根塗装の劣化症状には、変色や色褪せ、チョーキング現象、ひび割れ・剥がれ、コケや藻の発生、雨漏りの兆候などがあります。
これらの症状が見られた場合は、早めに点検依頼や無料個別相談会でご相談ください!
適切なメンテナンスを行うことで、大きな修繕費用を防ぎ、屋根の寿命を延ばすことができます。
無料の個別相談に関しては、詳しくはこちらからご確認いただけます。
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