こんにちは！
PAINT-KUNUGIのスタッフです。
PAINT-KUNUGIでは、八王子市・あきる野市・羽村市などの多摩地域を中心に地域密着で外壁塗装・屋根塗装を承っております。
梅雨明けも発表され、蒸し暑い日が続いていますね。
ですが、夏は台風や突然の大雨などで、家に湿気がこもりやすく、湿気の多い日本の気候では、外壁の「カビ」や「苔」が悩みの種となります。
特に雨の日が続くと、外壁が常にジメジメとした状態になりやすく、その結果、カビや苔が繁殖しやすい環境が生まれてしまいます。
カビや苔が付着すると、見た目の美しさが損なわれるだけでなく、外壁材自体の劣化も進行し、家の寿命を縮めてしまう原因にもなりかねません。
また、湿気の多い地域や風通しの悪い場所にお住まいの方にとっては、定期的な外壁メンテナンスが欠かせません。
そこで今回は、雨や湿気に強く、カビの発生を抑えられる外壁材の特徴や、塗料の選び方、リフォームの際の注意点などをわかりやすくご紹介します。
これから外壁のリフォームやメンテナンスをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
前回のブログでは、「雨漏り対策」について紹介しました。こちらも参考になりましたら、嬉しいです！
雨の日が続くと、外壁がじわじわと湿気を含みやすくなり、乾燥する暇もなく常にジメジメとした状態になります。
このような環境が長引くと、外壁の表面や目地部分にカビや苔が発生しやすくなります。
外壁は本来、雨風や紫外線から建物を守る大切な役割を担っていますが、過度な湿気や水分が残った状態が続くと、カビや苔といった微生物の繁殖を促してしまい、建物の見た目を損なうだけでなく、劣化の原因にもつながるのです。
特に以下のような条件が揃っている場合は、カビの発生リスクが高まります。
北側は一年を通して日照時間が短く、雨や湿気で濡れた外壁が乾きにくい傾向があります。
乾燥が不十分な状態が続くと、カビや苔が繁殖しやすくなります。
建物の形状や周囲の建物、樹木の影響で常に陰になる場所は、日照不足により湿気がこもりやすく、乾燥しにくいため、カビが育ちやすい環境になってしまいます。
外壁材や塗装には本来、防水性や撥水性がありますが、経年劣化によりその効果が弱まってくると、雨水が浸み込みやすくなり、内部に湿気がたまるようになります。
そうなることで、外壁の内部からもカビの温床が形成されてしまう恐れがあります。
外壁と外壁の継ぎ目を埋めるコーキング（シーリング）は、劣化するとひび割れが生じ、そこから水分が侵入してしまいます。
同様に、外壁塗装の防水機能も時間の経過とともに低下してしまうため、雨水をはじく力が弱まり、湿気を含みやすくなってしまいます。
このように、日当たりや風通し、外壁材の状態が組み合わさることで、カビや苔の発生リスクが高まるのです。
特に日本のように湿気の多い気候では、こうした環境が珍しくありません。
外壁の美観を保ち、長持ちさせるためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが非常に重要です！
外壁のカビや苔を防ぐためには、ただ見た目を整えるだけでなく、機能性の高い外壁材や塗料を選ぶことが重要です。
ここでは、カビの発生を抑え、長期間にわたり美観と性能を保つための外壁材や塗料の選び方をご紹介します。
まず大切なのが、外壁材そのものの防水性です。
どんなに良い塗料を使っていても、基材に水分が浸透してしまえば意味がありません。
防水性に優れた外壁材としては、窯業系サイディングボードや金属サイディングが代表的です。
これらは施工性が高く、断熱材との組み合わせによって湿気を通しにくい構造を実現することができます。
また、塗り壁仕上げ（例：ジョリパット）も、仕上げ方法によっては非常に優れた防水性を持たせることができます。
最近では、防水性・耐汚染性を高める「撥水コート」を組み合わせるケースも増えており、雨水が染み込みにくく、カビや苔の発生を抑制できます。
外壁の見た目を保つ上で、塗料の性能は非常に重要です。特にカビや苔の発生が気になる場合は、防カビ・防藻成分を配合した塗料を選ぶのが効果的です。
最近では以下のような高性能塗料が人気を集めています。
ラジカル制御型塗料：紫外線による塗膜の劣化を抑える塗料で、防カビ・防藻性能も備えています。コストパフォーマンスに優れており、戸建住宅に多く使われています。
フッ素系塗料：耐久性が非常に高く、汚れや湿気が付きにくいため、カビや苔の発生も防ぎやすいのが特徴です。やや高価ですが、長期的に見ればコスト削減につながることも。
無機系塗料：無機成分を主成分とし、非常に高い耐候性・耐汚染性を誇ります。光触媒を利用したセルフクリーニング効果が期待でき、外壁を常に清潔に保てるのがメリットです。
これらの塗料は、外壁の表面にバリアを形成することで、微生物の繁殖を物理的に防ぎます。
また、メーカーによっては地域の気候条件に合わせたラインアップを展開しているため、気候に適した塗料を選ぶのもポイントです！
さらに注目されているのが、セルフクリーニング機能付きの塗料です。
これは、雨が降るたびに外壁に付着した汚れや微生物を自然に洗い流す効果があり、特に雨の多い地域では非常に効果的です。
代表的なのが、光触媒塗料と親水性塗料です。
光触媒塗料は、太陽光に反応して有機物を分解する性質があり、カビや苔の栄養源となる汚れ自体を分解します。
そして雨水が汚れを浮かせて洗い流すため、いつも清潔な状態を保てるのです。
一方、親水性塗料は、外壁の表面に水の膜を作りやすくし、雨が広がるように流れることで、汚れを一緒に押し流してくれます。
これらの塗料は、メンテナンスの頻度を減らし、美観を長持ちさせるという点でも優秀です。
外壁リフォームを行う際は、ただ外壁材や塗料を新しくするだけでなく、目に見えない部分の劣化や施工時期の選定、そして将来的なメンテナンスのことまで含めて総合的に判断することが大切です。
特に湿気やカビが気になる場合は、下地やコーキングの状態を見落とさないようにしましょう。
まず、外壁材だけでなく「下地やコーキングの状態」を必ずチェックしましょう！
表面の外壁材がまだ見た目にはきれいでも、その下にある下地（防水シートや構造材）に劣化があると、雨水が内部に侵入し、構造部分の腐食や断熱材の劣化を招く恐れがあります。
また、外壁材の継ぎ目や窓まわり、サッシとの接合部などに使用されるコーキング（シーリング材）は、経年劣化によりひび割れや剥がれを起こしやすく、そこからの水の侵入はカビや苔の発生、さらには内部の腐食へとつながります。リフォーム時には、既存のコーキングの打ち替えや補修も含めたトータルな施工計画が重要です。
次に、施工時期の選定も非常に重要なポイントです。
外壁の塗装や張り替え作業は、基本的に天候に左右されやすく、雨が続く時期の施工は仕上がりにムラが出たり、乾燥不足による不具合を引き起こす可能性があります。
そのため、リフォームは「梅雨入り前や梅雨明け、秋雨前線が来る前（9月初旬ごろ）」など、比較的天候が安定している時期を選ぶとよいでしょう。
とくにセルフクリーニング機能付きの塗料や防水塗装を使用する場合、乾燥時間がしっかり取れる気候条件が求められるため、事前に施工業者とスケジュール調整をしておくことが大切です。
さらに、リフォーム後の定期的なメンテナンスも外壁を長持ちさせるためには欠かせません。
外壁材や塗料の性能は、施工時点では高いものでも、時間とともに少しずつ劣化していきます。施工後も5〜10年ごとを目安に点検を行い、早めに劣化の兆候を見つけて補修することで、大規模な工事を避けられ、結果的にメンテナンスコストを抑えることができます。
つまり、外壁リフォームを成功させるためには、「素材選び」だけでなく、「見えない部分の劣化確認」「適切な施工時期の選定」「継続的なメンテナンス」という3つの視点が重要になります。
見た目の美しさと快適な住環境を長く保つためにも、これらの点に十分注意しながら、信頼できる施工業者と二人三脚で進めていくことが理想的です。
施工が終了すれば終わり、ではなく、3か月・6か月・1年・3年と定期的に点検を実施しております。
その際に気になる事やご相談があればしっかりフォローさせていただきますので、安心して相談することができるのも魅力の１つです。
雨や湿気の多い日本の気候では、外壁のカビや苔対策はとても重要です。
外壁材や塗料の選び方を工夫することで、美観を保ちながら長持ちする外壁を実現することができます。
定期的なメンテナンスをして、家を安全に綺麗に保ちましょう！
あきる野市にある「PAINT-KUNUGI」では、八王子市・あきる野市・羽村市など多摩地域を中心に、地域密着で外壁塗装・屋根塗装を手がけています。
地域最大級の体験型ショールームでは、実際の外壁塗料の色見本を手に取ってご覧いただけるほか、カラーシミュレーションで完成イメージを具体的に確認することも可能です。
また、地域密着として「あきる野商工会加盟店」にも加盟しているので、地元の方に安心して利用していただける塗装会社になっています。
ぜひ、外壁のカビや劣化が気になる方は、無料の外壁診断・お見積もりをぜひご活用ください。
経験豊富なプロが、あなたのお家に合った最適なプランをご提案いたします。お気軽にご相談ください。
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